星屑の記憶
★星屑スタンダード★

ときわぎクラシック
ときわぎロマンチック
ときわぎゴチック
ときわぎアンチック

 欧字書体で、たとえばローマン体とサン・セリフ体などふたつ以上のスタイルで構成される書体ファミリーをスーパー・ファミリーというらしい。
 このスーパー・ファミリーを和字書体で制作しようというのが「ときわぎ」である。スーパー・ファミリー「ときわぎ」は、「ときわぎクラシック」「ときわぎロマンチック」「ときわぎゴチック」「ときわぎアンチック」からなる。それぞれ漢字書体の宋朝体、明朝体、ゴシック体、アンチック体と組みあわせることを前提としている。
和字書体を中国の王朝名をつけた宋朝体、明朝体とするにはあまりにも抵抗感があるので、それぞれ「クラシック」「ロマンチック」とした。「ゴシック」「アンチック」はそのままとしたのは、もともとの語源はともかくとして、むしろイメージとしてとらえることができると思ったからである。本来なら和語にしたいところだが、どうやら外来語のほうがなじみやすいようである。
 基本となるのは「ときわぎロマンチック」である。金属活字の明朝体と組みあわせられている和字書体をイメージして、力強いうちこみにした。「ときわぎクラシック」は、「ロマンチック」を縦長にして、鋭いうちこみで宋朝体とマッチするようにした。
「ときわぎアンチック」は、「ロマンチック」のもつ緩急をなくし、できるだけ等しい太さを保つようにした。漢字書体としてのアンチック体は少ないので、その登場が待たれるところである。「ときわぎゴチック」は「ときわぎアンチック」からうちこみをとりさり、はらいの先端を角にした。カタカナは、伝統にしたがって水平垂直にした。

SDときわぎクラシック‐W3
SDときわぎロマンチック‐W3
SDときわぎゴシック‐W3
SDときわぎアンチック‐W3

★星屑ベーシック★

ゆきぐみ

明治時代の木版教科書にあらわれた字様をもとに再生した書体で、基本3書体のひとつ。『中等国文 二の巻上』(1896年、東京・吉川半七藏版)の本文の楷書体に組み合わされた和字の書風を参考にした。もともとは1996年のリーフレット掲載の試作書体「欣喜楷書」に従属した和字書体を独立させ、「ゆきぐみ」としてリニューアルした。
(旧称:欣喜楷書-W3)

SDゆきぐみノーマル‐W3 SDゆきぐみノーマル‐W5(発売未定)
SDゆきぐみラージ‐W3 SDゆきぐみラージ‐W5 SDゆきぐみラージ‐W7 SDゆきぐみラージ‐W9

つきぐみ

昭和初期の地図にあらわれた字様をもとに再生した書体で、基本3書体のひとつ。『東京』(1934年、大日本帝国陸地測量部)にあらわれた和字の書風を参考にした。もともとは1996年のリーフレット掲載の試作書体「欣喜隷書」に従属した和字書体を独立させ、「つきぐみ」としてリニューアルした。
(旧称:欣喜隷書-W3)

SDつきぐみノーマル‐W3 SDつきぐみノーマル‐W5(発売未定)
SDつきぐみラージ‐W3 SDつきぐみラージ‐W5 SDつきぐみラージ‐W7 SDつきぐみラージ‐W9

はなぐみ

明治時代の木版教科書にあらわれた字様をもとに再生した書体で、基本3書体のひとつ。『中等国文 二の巻上』(1896年、東京・吉川半七藏版)の手紙文の行書体に組み合わされた和字の書風を参考にした。もともとは1996年のリーフレット掲載の試作書体「欣喜行書」に従属した和字書体を独立させ、「はなぐみ」としてリニューアルした。
(旧称:欣喜行書-W3)

SDはなぐみノーマル‐W3 SDはなぐみノーマル‐W5(発売未定)

★星屑コンテンポラリー★

セイム

『BOOK OF SPECIMENS」(1877年、平野活版製造所)所収の欧字書体「ROMAN」、『座右之友』(1895年、東京築地活版製造所)所収の漢字書体「五號明朝」に対応する和字書体を、現代的に解釈して設計した。

SDセイム‐W3 SDセイム‐W5 SDセイム‐W7 SDセイム‐W9

テンガ

『BOOK OF SPECIMENS』(1877年、平野活版製造所)所収の欧字書体「GOTHIC」、『座右之友』(1895年、東京築地活版製造所)所収の漢字書体「五號ゴチック形文字」に対応する和字書体を、現代的に解釈して設計した。

SDテンガ‐W3 SDテンガ‐W5 SDテンガ‐W7 SDテンガ‐W9

ウダイ

『BOOK OF SPECIMENS』(1877年、平野活版製造所)所収の欧字書体「ANTIQUE」、『座右之友』(1895年、東京築地活版製造所)所収の漢字書体「五號アンチック形文字」に対応する和字書体を、現代的に解釈して設計した。

SDウダイ‐W3 SDウダイ‐W5 SDウダイ‐W7 SDウダイ‐W9

★星屑カーシヴ★

たうち

個人の筆跡を様式化し、公共の活字書体としたもの。『人と筆跡―明治・大正・昭和―』(サントリー美術館、1987年)の図版などを参考にして制作した。1991年発行の小冊子『いろいろいろは』に掲載した試作書体をリニューアルした。

SDたうち‐W1 SDたうち‐W3(発売未定) SDたうち‐W5(発売未定)

さなえ

個人の筆跡を様式化し、公共の活字書体としたもの。『人と筆跡―明治・大正・昭和―』(サントリー美術館、1987年)の図版などを参考にして制作した。1991年発行の小冊子『いろいろいろは』に掲載した試作書体をリニューアルした。

SDさなえ‐W1 SDさなえ‐W3(発売未定) SDさなえ‐W5(発売未定)

いなほ

個人の筆跡を様式化し、公共の活字書体としたもの。『人と筆跡―明治・大正・昭和―』(サントリー美術館、1987年)の図版などを参考にして制作した。1991年発行の小冊子『いろいろいろは』に引き続いて試作していた書体をリニューアルした。

SDいなほ‐W1 SDいなほ‐W3(発売未定) SDいなほ‐W5(発売未定)

★星屑ファンシー★

アンジェーヌ

『活版総覧』(1933年、森川龍文堂活版製造所)所収の装飾用漢字書体の「篆書体」「丸ゴチック体」に対応する和字書体を、『図案文字大観』第五版(矢島週一著、1928年、彰文館書店)などを参考にして新たに設計した。

SDアンジェーヌ‐W2(発売未定) SDアンジェーヌ‐W4 SDアンジェーヌ‐W6(発売未定) SDアンジェーヌ‐W8(発売未定)

ルリユール

『活版総覧』(1933年、森川龍文堂活版製造所)所収の装飾用漢字書体の「篆書体」「丸ゴチック体」に対応する和字書体を、『図案文字大観』第五版(矢島週一著、1928年、彰文館書店)などを参考にして新たに設計した。

SDルリユール‐W2(発売未定) SDルリユール‐W4 SDルリユール‐W6(発売未定) SDルリユール‐W8(発売未定)

テアトル

『活版総覧』(1933年、森川龍文堂活版製造所)所収の装飾用漢字書体の「篆書体」「丸ゴチック体」に対応する和字書体を、『図案文字大観』第五版(矢島週一著、1928年、彰文館書店)などを参考にして新たに設計した。

SDテアトル‐W2(発売未定) SDテアトル‐W4 SDテアトル‐W6(発売未定) SDテアトル‐W8(発売未定)

★星屑ペンマンシップ★

いぬまる+吉備楷書+Strawberry

もともとは、第15回石井賞創作タイプフェイスコンテスト(1998年)に出品することを念頭に試作していた硬筆隷書体(現在の「さるまる吉備隷書W3」)が最初である。同コンテストには出品しなかったが、『タイプフェイス・デザイン漫遊』(2000年)を出版するさいには、硬筆楷書体(現在のいぬまる吉備楷書W3)と硬筆行書体(現在のきじまる吉備行書W3)も試作した。一時期、無償頒布サービスをおこなったことがある。

SDいぬまる吉備楷書‐W3(発売未定)

さるまる+吉備隷書+ Raspberry

もともとは、第15回石井賞創作タイプフェイスコンテスト(1998年)に出品することを念頭に試作していた硬筆隷書体(現在の「さるまる吉備隷書W3」)が最初である。同コンテストには出品しなかったが、『タイプフェイス・デザイン漫遊』(2000年)を出版するさいには、硬筆楷書体(現在のいぬまる吉備楷書W3)と硬筆行書体(現在のきじまる吉備行書W3)も試作した。一時期、無償頒布サービスをおこなったことがある。

SDさるまる吉備隷書‐W3(発売未定)

きじまる+吉備行書+ Blueberry

もともとは、第15回石井賞創作タイプフェイスコンテスト(1998年)に出品することを念頭に試作していた硬筆隷書体(現在の「さるまる吉備隷書W3」)が最初である。同コンテストには出品しなかったが、『タイプフェイス・デザイン漫遊』(2000年)を出版するさいには、硬筆楷書体(現在のいぬまる吉備楷書W3)と硬筆行書体(現在のきじまる吉備行書W3)も試作した。一時期、無償頒布サービスをおこなったことがある。

SDきじまる吉備行書‐W3(発売未定)